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アフィリエイト広告の承認率 (クレジットカード系)

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今回は別サイトで細々とやっているクレジットカードのアフィリエイトについて、承認率に焦点を当てて書いていこうと思います。聞きたいけれどなかなかASPに聞くこともできず、かと言ってせっかくカードに申し込んでくれた読者が何人もいても、尽く非承認になった方も多いのではないでしょうか。



クレジットカード系アフィリエイト広告の承認率について物申す

承認率とは何か?

詳細は別の記事に譲りますが、アフィリエイト広告から収入を得る流れはざっくり以下の通り。

  1. ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)と契約する
  2. あなたのブログ・サイトにASPが配信する広告を掲載する
  3. あなたのサイトの読者が、広告に興味を持ちクリックする
  4. クリックしてくれた読者が、広告に掲載されている商品を購入したり、サービス契約を結んでくれる
  5. 定期的に、ASPに対して広告を出稿している広告主が、ASPを経由して発生した成果の内容を確認し、お金を支払うか最終的な承認を行う

5番目のプロセス、承認作業は広告主が発生した成果に対して、「イタズラによる申し込みではないか」、「広告報酬を詐取する目的での申し込みではないか」、「間違いによる申し込みではないか」、「即時返品されていないか」などなど、本当に広告費を支払うべきかを判定するためのプロセスです。自分が広告出す側なら当たり前にやる作業ですよね。

承認率とは、この5番目のプロセスにおける、「承認される成果の数」を「発生した成果の数」で割った数字になります。0~1の範囲で、1 (100%)に近ければ近いほど承認率が高いということになります。じゃ何で承認率が重要なんでしょうか。

承認率の重要性

アフィリエイト報酬は最終的に、報酬単価 x 成果数 x 承認率 とイコールになります。つまり、承認率がゼロであればどれだけあなたが自分のサイトで商品やサービスを一生懸命宣伝して集客してあげても、あなたに入るお金はゼロになります。

もう一度いいますが、承認率がゼロであればたとえ月に一億円以上販売してもあなたの実入りはゼロです。

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広告単価や成約率に騙されるな!

例えば、広告単価が1,000円、成約率が10%の広告案件があるとします。

その広告のクリック率が10%であれば、1万PV(ページビュー)で期待値を考えると、
得られる広告収入期待値 = 10,000PV x クリック率10% x 成約率10% x 1,000円 = 10万円、になります。

… というのは間違いです。

せっかく商品を買ってもらえても殆どがクーリングオフされていたらどうなるでしょうか。
広告を出稿している広告主がASPにお金を払いたくない、という理由でまともに成約したものまで非承認にしていたらどうなるでしょうか。

ハイ、アフィリエイターに入るお金はその分減ることになります。

なので、承認率を知っておくことはとても大事です。ですが、この承認率が公開されていないことがあまりに多すぎる。

承認を得るための条件

今回はクレジットカード系の広告案件に絞って記事を書きます。

例えばクレジットカードだと、せっかく自分のサイトの広告を経由して申し込んでもらえても様々な理由で承認が下りない可能性があります。

  1. クレジットカードの審査に落ちた
  2. 承認条件として、「カード発行から翌月内に○○万円以上利用すること」と書かれていたが、クレジットカードを発行してもらった人が利用した額がその金額に達していない
  3. 承認条件として、「即時解約した場合は承認しない」と書かれていたが、申込みしてくれた人が2週間程度でカードを解約してしまった
  4. 自分のサイトで広告がクリックされた後に、別サイトの広告経由で申込みをされてしまった
  5. etc.

などなど、承認されない理由は様々です。
逆に言えばこれら1~4の条件に該当しない場合に限り、承認の対象になるわけです。

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クレジットカード案件の承認プロセス

クレジットカードの場合、自分のサイトの広告をクリックしてくれた人がカード入会を申し込んだ時点で仮報酬が発生します。そのため1番目の理由による非承認は必ず発生し得ます。ゴールドカードやプラチナカードなど、高い属性を求めるカードであればあるほど審査落ちは増えます。が、全体に占める割合は大したことはないでしょう。

実際のところ、2番と4番による非承認はかなりの数に上ると思われます。

承認条件「カード発行から翌月内に○○万円以上利用すること」

実はこれがかなりのハードルになり得ます。クレジットカードを新規発行しても、既に別のカードを使っていて、それで光熱費などを支払っている場合、切替えようとしてもひと月程度はかかるわけで…。その間に翌月末になってしまうと新しく発行したカードでの支払い額が必然的に減るわけです。

こうした条件の付いたクレジットカード案件には要注意です。

非承認になるケース 「自分のサイトで広告がクリックされた後に、別サイトの広告経由で申込みをされてしまった」

例えば、私のサイトであなたが「楽天カード」の広告をクリックしてくれた場合、自動的にあなたのWebブラウザには”Cookie”という情報が保存され、私のサイトから「楽天カード」申込みサイトに来ましたよ、という記録が楽天カード側にも残されます。

その後、別人のAさんのサイトで同様に「楽天カード」の広告をクリックしていた場合、あなたが楽天カードに申し込みをしてくれると、「楽天カード」広告を扱うASPがカード申込み時点ので、私とAさん両方に対して、「カードの申し込みがありました」「仮報酬○○円です」ということを通知します。

その後、最終的にAさんのサイトから「楽天カード」に訪問したことを広告主である楽天カードが調査し、AさんだけがASP経由で成果報酬を受け取ります。

承認率は低くなりやすい

クレジットカードで言えば、「JP21(ジェーピーツーワン)」というクレジットカードアフィリエイトで飯を食っている会社や、「価格.com」の様な大手企業が、一見すると人気ランキングやレビューの様に見えるページ内にクレジットカードの広告を掲載しています。こうした検索で最上位に来やすい大手企業のwebサイトで広告をクリックされてしまうと、Cookieは上書きされてしまい、成果は他のサイトに持っていかれてしまうという事態が発生します。

大手企業という個人では敵いようのないライバルがcookieを横取りしていったりする上に、審査通過という自分ではどうしようもない部分もあったり、こっそり利用額の条件とかありますしね。

だからこそ声を大にして言いたい、承認率を公開しろと

これだけ承認の障害になる要素が多いとなると、正直なところさっさと承認率を公開していただきたいものです。
あまりに承認率が低い場合、どれだけ単価が高かろうが期待値が非常に低くなるためです。

ここ最近の事例を少々。

  • 某カードマン … 承認1件、非承認3件
  • 某航空系クレジットカード … 承認0件、非承認10件
  • 某銀行系クレジットカード … 承認2件、非承認0件
  • 某ノンバンク系クレジットカード … 承認0件、非承認3件

こりゃやる気下がるわあ。改めて見返すと大半が承認されてない。

承認率を公開してしまうと、宣伝してくれる個人が減るから公開しないんでしょうか。まあこれならアドセンスの個数増やしてASPが提供する個別カードの広告を外す方がトータルで収入が増える気がする。現在でもサーバ代差し引いてそれなりにプラスにはなっているんですが、ここまで成果が認められないとモチベーション低下につながりますね。

金融系は特に承認率が低いんだろうなあ…。

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